ふしぎなお金
お金とはいったい何なのだろう? お金の本質について、「千円札裁判」で日本現代美術史に一石を投じた赤瀬川原平が思索をめぐらせる。解説 山口晃
財布は拳銃や刀に似ている。護身用であり、権威にもなるからだ。財布は人を殺すための道具ではないけれど、「人は金のために人を殺したり、金のために自分の首を吊ったりして、金はやはり隠然たる凶器の光を忍ばせている」―。お金とはいったい何なのだろう?「千円札裁判」で日本現代美術史に一石を盗じた赤瀬川原平が、お金の本質について考える。
1 財布と拳銃
2 現金は血液
3 お金の祖先
4 ニナの手形
5 悪貨は良貨を駆逐する
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