隠された日本 九州・東北 隠れ念仏と隠し念仏
日本には、300年の弾圧に耐えて守られた信仰があった
九州には、弾圧に耐えて守り抜かれた「隠れ念仏」があり、東北には、秘密結社のような信仰「隠し念仏」がある。知られざる日本人の信仰を探る。
五木寛之が日本史の深層に潜むテーマを探訪するシリーズ「隠された日本」の第2弾。九州には、かつて一向宗が禁じられ、300年もの間の強烈な弾圧に耐えて守り続けた信仰、「隠れ念仏」の歴史がある。それに対して東北には、信仰を表に出さず秘密結社のように守り続け、「隠す」ことで結束した信仰「隠し念仏」がある。為政者の歴史ではなく、庶民の「こころの歴史」に焦点を当て、知られざる日本人の熱い信仰をあぶり出す。
第1部 「隠れ念仏」と知られざる宗教弾圧(民衆が守り抜いた「隠れ念仏」
民衆の捨て身の抵抗運動
かつての日本にあった「魂の共同体」)
第2部 「隠し念仏」が語る魂の鉱脈(東北の隠された魂「隠し念仏」
『遠野物語』に秘められたもの
宮沢賢治の宗教心)
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