隠された日本 博多・沖縄 わが引揚港からニライカナイへ
アジアと日本の光と影…戦争の記憶を歴史に刻む「隠された日本」シリーズ完結!
玄洋社、そして引揚者の悲惨な歴史とは? アジアとの往還の地・博多と日本の原郷・沖縄。二つの土地を訪ね、作家自身の戦争体験を歴史に刻み込む。
- シリーズ:ちくま文庫
- 858円(税込)
- Cコード:0195
- 整理番号:い-79-8
- 刊行日:
2014/08/06
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ページ数:288
- ISBN:978-4-480-43175-2
- JANコード:9784480431752
- 在庫 ×
作家・五木寛之が、自分のなかに眠っていた歴史を呼び覚ます。自らが、かつて朝鮮半島から引揚げて帰ってきた博多の地で見たものとは?「不法妊娠」など引揚者の悲話。アジア主義の源流「玄洋社」を生んだ博多・福岡の文化・風土。さらに、第2部では太平洋戦争で県民15万人が犠牲になった沖縄を訪れる。歌い踊り、神と自然と人が一体化する沖縄。そこに見出した「日本の原郷」と未来への展望。
第1部 ここは“往還の地”である(半世紀ぶりに博多港の岸壁に立って
アジアの玄関口として
大陸へのロマンとアジア主義)
第2部 神と人と自然が共生する空間(私と沖縄との関係
風や樹木と共生して暮らす人びと
歌い踊り神と一体化)
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