2018年10月号　No.571　目次はこちら

ちくま　2018.10　No.571

定価（本体価格100円+税）
年間購読料1000円（送料・税込）

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表紙裏
〈ちくまさん　Vol.22〉占い師占いガール―西村ツチカ

巻頭随筆
〈遠い地平、低い視点　51〉闘病記、またしても　橋本治―2

あの時代のベルリンを刻み込む物語　瀧井朝世―4
在日コリアンが大阪弁で語る濃密な歴史曼荼羅　藤原辰史―6
忘れられた思想家・阿部次郎　竹内洋―8
ゼミは怖いが、この本は優しい　遙洋子―10
絵筆がとらえた闇の世界　藤原えりみ―12
スポーツみたいに将棋を観る方法　渡辺明―14
秘められたコトバ　若松英輔―16
幸福の星のもとに生まれた本　森村進―18

連載
〈世の中ラボ　102〉斎藤美奈子―20
〈Ｔ／Ｓ　７〉藤田貴大―24
〈ワイルドサイドをほっつき歩け――ハマータウンのおっさんたち　11〉
いつも人生のブライト・サイドを見よう（後篇）　ブレイディみかこ―30
〈風と双眼鏡、膝掛け毛布　40〉
湖川の傍にある地名　湊・川岸　梨木香歩―34
〈夫婦ってなんだ？　14〉野生の夫婦たち　トミヤマユキコ―36
〈ネにもつタイプ　200〉質問　岸本佐知子―40
〈東京のぼる坂くだる坂　６〉別所坂　ほしおさなえ―49
〈絶叫委員会　132〉加齢と言葉　穂村弘―56
〈ひっこめ教養　3〉教養のなさけなさのルーツは帝国大学にあるのかも疑惑　戸田山和久―58
〈最果からお届けします。　30〉嫌いでもいいよとかいうのは嘘ですが。　最果タヒ―64

特別掲載
これからのナチス時代の描き方―『ベルリンは晴れているか』刊行記念対談　深緑野分・マライ・メントライン―42

コラム〈男らしさはどこへ行く？　3〉治癒とケア　河野真太郎―66

表紙絵　西村ツチカ　表紙・本文デザイン　名久井直子