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第453号2008年12月目次

表紙裏
[NARA NOTE +1]36 奈良美智

巻頭随筆
[人間、とりあえず主義]123・オバマは黒人か—なだいなだ
[テレビ幻魔館]5・場外“相撲” 佐野眞一

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今月の立ち読みちくま

対談 『源氏物語』はやっぱりエロい 大塚ひかり・江川達也

 創造の源泉になったのは—— 江川:いよいよというか、やっとだよね。大塚さんの全訳での『源氏』って。――江川さんも漫画で逐語訳『源氏物語』を始めておられますが、大塚さんの本が一番参考になったとおっしゃっていますよね。 [全文を見る]

恩着せがましい気持…… 水村美苗

 私はふだんは謙虚な小市民である。
小説を書くときも謙虚である。誰にも頼まれていないのに、自ら望んで書く。[全文を見る]

未読書コメント術 大浦康介

 知識人とはどんな人種かと訊かれて、すぐに思いつく答えはおそらく「本をたくさん読んでいる人」だろう。ここでいう知識人とは大学教師に(良くも悪くも)代表されるようなインテリのことである。[全文を見る]

ノンフィクションの「日本化」 大泉実成

 僕がはじめて佐野さんの作品を手にしたのは、一九九九年に起こったJCO臨界事故でJCOの近くで工場を営んでいた父母が被曝したのがきっかけである。[全文を見る]

多読がひらく英語の世界 竹村祐司

 酒井邦秀先生(電気通信大学准教授)は七年ほど前に「多読」という新しい英語習得法を提唱、これが一つの運動のように全国に広がって、いまでは何千人という人たちが英語を楽しんで勉強しています。[全文を見る]

マムシはおいしい 服部文祥

「サバイバル登山家」という肩書きで生きることになってしまった。身から出たさびではあるが、強く欲したわけではない。二〇〇六年に出版した自著のタイトルそのままである。
[全文を見る]

連載
[いにしへ東京歳事記]17・鳥の巣|鈴木理生
[それなりに生きている]16・高齢者も進歩する|群ようこ
[「むふふ」の人]3・坐忘と心斎|玄侑宗久
[魚雷の眼]8・ワーキングプアと戦争|荻原魚雷
[東京物体]21・銀座「樹の花」のジョン・レノン色紙|大川渉

[大島渚と日本]11・アブジェクトとしての捕虜|四方田犬彦
[平成コメディアン史]16・『てなもんや三度笠』を私が降りた理由(3)|澤田隆治
[オタク文化の現在]22・マンガを教える「教科書」とは?|伊藤剛
[絶叫委員会]33・世界が歪むとき|穂村弘
[農村青年社事件]5・女性アナキストの像(その二)|保阪正康
[青春の光芒 — 異才・高橋貞樹の生涯]19・第五章 高橋貞樹との邂逅(その一)|沖浦和光
[ネにもつタイプ]82・助アンド角|岸本佐知子
[グッド・ラック]13|太田治子
[ピスタチオ]8|梨木香歩

コラム
[偶然の旅人]2・「足摺岬」|姜信子
読者のひろば
編集室から

 

表紙作品 奈良美智 “million dollar baby” 協力 小山登美夫ギャラリー
表紙・本文デザイン・カット 吉田篤弘・吉田浩美

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