筑摩書房 INFORMATION&TOPICS

野々井透 著『棕櫚(しゅろ)を燃やす』が、第36回三島由紀夫賞候補に選ばれました。 

本作は第38回太宰治賞受賞作で、太宰賞受賞作から三島賞候補作となるのは今村夏子「こちらあみ子」以来です。

選考会は5月16日に行われます。

父のからだに、なにかが棲んでいる―。姉妹と父に残された時間は一年。喪失へと向かう家族を描く。