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21世紀を迎えて、なお驚きをもって新しい読者を獲得しつつある作家尾崎翠(おさきみどり)(明治29年~昭和46年)のシンポジウムが、3月27日、28日の2日間にわたり、近代文学館にて、出身地である鳥取県主催で開催されます。
尾崎翠の魅力を、小説、批評、マンガ、映画などの各ジャンルから多彩なゲストを招き、様々な角度から光を当てるシンポジウムです。


会場
日本近代文学館・講堂
(東京都目黒区駒場4-3-55 電話:03-3468-4181) *京王井の頭線駒場東大前駅(西口)徒歩7分


○主催:「尾崎翠の新世紀」実行委員会、鳥取県
協賛:財団法人日本近代文学館、株式会社筑摩書房

○第1日目 3月27日(金)
 13:00 開会

 13:15 講演 川上未映子(かわかみみえこ)氏(作家)
  「いったい、第七官界って何のことやと思います?」
 15:00 朗読 「アップルパイの午後」

 澤登 翠(さわとみどり)氏(活動弁士)、

 湯浅(ゆあさ)ジョウイチ氏(ギター伴奏)


○第2日目 3月28日(土)

10:00 映画上映「こほろぎ嬢」上映・浜野佐知(はまのさち)監督トーク

13:00 講演 池内 紀(いけうちおさむ)氏(ドイツ文学者・エッセイスト)

14:45 パネルディスカッション

「尾崎翠文学によせて-(少女)と(幻想)の交差」

司会 菅 聡子(かんさとこ)氏(お茶の水女子大学教授)

パネリスト 吉野朔実氏(よしのさくみ)(漫画家)
/高原英理(たかはらえいり)氏(作家、評論家)/木村紅美(きむらくみ) 氏(作家)

入場料金

第1日目
 500円(講演、朗読)
第2日目
 1000円(映画)/500円(講演、パネルディスカッション)

○定員
 160名

ご予約・詳細情報は、「尾崎翠の新世紀」公式ホームページをご覧ください。


天童荒太さんが『悼む人』(文藝春秋刊)で第140回直木賞を受賞されました!
おめでとうございます!!

*文藝春秋ホームページ「直木賞最新情報」はこちら

*筑摩書房刊の天童荒太の本
包帯クラブ The Bandage Club』 ちくまプリマー新書
『包帯クラブ』は『悼む人』と同じテーマを持った作品だと、天童さんは語っていらっしゃいます。(天童荒太×松田哲夫対談
ぜひ併せてお読みください!


*『包帯クラブ』スペシャルページはこちら
*松田哲夫「包帯クラブ」との長い旅はこちら
*文藝春秋『悼む人』スペシャルページはこちら
2005年、「マンイーター」で第21回太宰治賞を受賞した津村記久子さんが、「ポトスライムの舟」(「群像」2008年11月号掲載)で第140回芥川賞を受賞されました!
おめでとうございます!!

*文藝春秋社ホームページ「芥川賞最新情報」はこちら
*記者会見のもようはこちら

*筑摩書房刊の津村記久子の本

・デビュー作
君は永遠にそいつらより若い
(「マンイーター」改題)


・最新作
アレグリアとは仕事はできない



『双極性障害』著者・加藤忠史さんの出演するイベントのお知らせです。

49回 紀伊國屋サザンセミナー
「うつ病/躁うつ病を知る」 
プログラム
躁うつ病を知るその診断と治療 講師:加藤忠史
うつ病をめぐる誤解、偏見を斬る 講師:坂元薫
パネルディスカッション 加藤・坂元・山口

日時  114日(水) 1900開演(1830開場)
出演 加藤忠史 坂元薫
司会 山口律子
会場 新宿・紀伊國屋サザンシアター(紀伊國屋書店 新宿南店7階)
 地図はこちら
料金 1,000円(全席自由、税込)
チケット前売所 キノチケットカウンター(新宿本店5階/受付時間10001830
紀伊國屋サザンシアター(新宿南店7階/受付時間10001830
電話予約・問合せ 紀伊國屋サザンシアター(TEL 03-5361-332110001830
主催 NPO法人MDA(うつ・気分障害協会)
協力 日本評論社、紀伊國屋書店 

イベントの出演者・内容については急な変更等ある場合がございます。予めご了承ください。
チケットの残数については紀伊國屋サザンシアターにお問い合わせください。

『双極障害 ――躁うつ病への対処と治療』
詳細はこちら 


・新しいページのご案内

『ちくま日本文学』の増巻が決定しました。
詳細はこちらをご覧ください。

 20091月刊行のちくま学芸文庫文庫『増補 虚構の時代の果て』(大澤真幸著)の一部に、乱丁がございました。

  257ページから288ページにかけて、上下逆さ綴じになっているものがございます。謹んでお詫び申し上げます。 
 つきましては、乱丁のものを交換させていただきます。お手持ちの本をご確認いただき、乱丁が見つかりましたら、郵便番号、住所、氏名をお書き添えの上、お買い上げの『増補 虚構の時代の果て』を小社サービスセンター宛に着払いにてご返送ください。


  

○返送先

 331-8507 さいたま市北区櫛引町2-604
 筑摩書房サービスセンター『増補 虚構の時代の果て』交換係
 電話 048-651-0053
 
FAX 048-666-4648

1月6日発売の浦坂純子・著『なぜ「大学は出ておきなさい」と言われるのか——
キャリアにつながる学び方』(ちくまプリマー新書099)の本文24頁7行目〜8行
に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。

【誤】
…中卒の3割、高卒の5割、大卒の7割が…

【正】
…中卒の7割、高卒の5割、大卒の3割が…


 


 

1月刊行の今井むつみ・著『ことばの発達の謎を解く』(ちくまプリマー新書191)
の目次および本文に誤りがありました。

12頁8行目および105頁11行目

誤)…オトマノペって実はすごい
正)…オノマトペって実はすごい

関係各位および読者のみなさまにお詫びするとともに、訂正いたします。

2008年5月10日-5月19日開催された
「Rikkaのガラスと紙箱展」のもようです。






○小松美帆
大学でデザイン科を専攻し、卒業後5年間ほど料理屋さんで働く。2008年より京都のモーネ工房にてスタッフとして関わり、物作りとまかないを担当。毎日、工房の仕事とまかないの2冊の絵日記を1年間欠かさず記録する。
次回更新は1月13日(火)を予定しております。
本年も筑摩書房をよろしくお願い申しげます。