朝日新聞社、出版文化産業振興財団(JPIC)主催で、作家を囲む中高生の読書会「オーサー・ビジット校外編」の今年度第2回を開きます。講師は西加奈子さん。西さんの『さくら』(小学館文庫)、『通天閣』(ちくま文庫)、『円卓』(文芸春秋)から、少なくとも一冊を読んできてください。
◇日時・場所 11月20日[日]午後1〜4時、大阪・心斎橋のスタンダードブックストア心斎橋 地下1階カフェ。
◇対象・参加費 中高生50人。無料。
◇応募方法 はがきに、(1)3冊のうち、読んでくる本(2)応募者の氏名(ふりがな)、年齢、学年、郵便番号、住所、電話番号を書き、〒101・0051 千代田区神田神保町3の12の3 JPIC内「校外編C」係へ。
◇締め切り 10月17日[月]必着(当選は郵便で通知。簡単な課題が出ます)。
◇問い合わせ 「校外編」事務局=電話03・5211・7282(平日、午前10時〜午後5時)▽ファクス03・5211・7285(24時間)▽Eメール author@jpic.or.jp▽JPICサイト
http://www.jpic.or.jp/ 主催/朝日新聞社、出版文化産業振興財団(JPIC) 協力/スタンダードブックストア
2012年の「ちくま」誌上では、美術家の森村泰昌さんの連載「モリムラ先生の美術塾」が始まります。いまさら人に聞けない素朴かつ本質的な疑問、アート業界・画家という仕事に関する質問、美そのものについての奥深い悩みにモリムラ先生が忌憚なく答えていこうというものです。
そこで皆さまにお願いです。美術・芸術について、疑問に思っていること・わからないこと、いわゆる「よろず相談」をお寄せください。
専門家から門外漢まで、大人から子供までいろんな方たちの質問をお待ちしております。「まさにそこが聞きたかった!」というツボにはまるような質問をお待ちしています。
たとえば、
①片岡鶴太郎の作品って、良いのでしょうか、良くないのでしょうか。この人の作品って人気があるのに、どうして公立美術館にはコレクションされないんでしょうか?
②展覧会の会場で子どもが作品をいじって壊してしまったとか、作品を運搬している最中に壊してしまったら、どうなるのでしょうか? 弁償するのでしょうか? 払えなかったらどうなるのでしょうか?
③3月11日の地震や福島原発の事故なども芸術のテーマになる日が来るのでしょうか?
④うちの長男が芸大をめざしています。夢を応援したいという気持ちは本当のものですが、この厳しい時代、親としては正直に言うと心配で、普通の大学に進学してもらいたい気持ちもあります。一人前の芸術家になるということは、どのくらい大変なことなんでしょうか?
とか。シリアスな人生相談的な質問やもっと専門的な質問でも大丈夫。
皆さまの、イキのいい質問を期待しています。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
*なお、本連載に取り上げさせていただきました質問につきましては、掲載の雑誌をもってお礼とさせていただきます。
●ご質問の送り先
〒111-8755 東京都台東区蔵前2-5-3
筑摩書房単行本編集部「モリムラ先生の美術塾」係
TEL 03-5687-2673/FAX 03-5687-2689