
いま静かなブームとなりつつある文豪作品再評価の波をうけて、紀伊國屋書店新宿本店では、“紀伊國屋書店新宿本店×新潮文庫×ちくま文庫 共同宣言 「1周して!? あたらしいぞ文豪は」フェア”を開催中です!
「“新しい読者”に“新しい価値観”で“文豪作品”を継承してもらいたい。」この思いで3社がスクラムを組み、誰もが知る文豪の代表作や名作、隠れた傑作はもちろん、知名度こそないものの知る人ぞ知るといった文士の発掘作も入れたラインナップになっています。
■開催場所:紀伊國屋書店新宿本店2F■開催時期:2015年10月15日(木)~2015年11月14日(土)
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【三島由紀夫作品・緊急国民投票】
「90年目の決着! 2015 いまの私が1番オモシロイと思う三島由紀夫作品は……」
今年は三島由紀夫生誕90年・没後45年。上記のフェアに連動して緊急アンケートを実施しています。
三島作品であなたが「いま1番オモシロイ作品はコレだ!」と思うものひとつに投票してください。2015 三島由紀夫作品No.1を決定したいと思います。
アンケート回答締切 2015年11月14日(土) 21:00
この集計結果の発表は、三島の命日である11月25日(「憂国忌」)を予定しています。
★投票いただいた方の中から、新潮文庫「HANDY NOTE」&ちくま文庫「月のノオト」(ともに非売品)を、抽選で5名様にプレゼント!★
筑摩書房が所属する人文会が主催するイベントのご案内です。
北米において日本研究を支えている「日本研究図書館」における資料電子化の現状をふまえ、日本語学術書の電子化に携わる関係者が討議を行い、その展望を探ります。
海を渡る日本の“学術書”
-北米研究図書館の電子化報告を受けて
(第17回 図書館総合展フォーラム)
●日時
2015年11月12日(木)10:30-12:00
●場所
●定員
400名(ご予約先着順・入場無料)
●発表者
基調報告:野口幸生(コロンビア大学C. V. スター東亞図書館)
パネリスト:永﨑研宣(人文情報学研究所)
パネリスト:田中政司(ネットアドバンス ビジネスセンター センター長)
パネリスト:井村寿人(勁草書房代表取締役社長)
コーディネーター:橋元博樹(東京大学出版会営業局長)
●内容
北米において日本研究を支えている「日本研究図書館」は、それぞれの大学図書館に附属し、長い間、日本語資料を収集、分類、保存、提供してきたが、この日本研究図書館もまた昨今のデジタル化のなかでその対応をせまられている。
とはいうものの、同じアジア研究の分野でも、大量の電子学術書へのアクセスが可能となっている中国語、韓国語のコレクションと比較して、日本語学術書の電子コレクションはまだ少ない。
一方、いちはやく英文図書の電子化にとりくんできた北米研究図書館(本館)では、これまでの10数年の経験に基づいた、reviewの時期を迎えているという。
本フォーラムでは、北米の日本研究図書館で長く勤務されている野口幸生氏をお招きして、日本の関係者との討議を行う。
コロンビア大学図書館(本館)の電子化の経験と反省を踏まえ、ご自身が勤務される日本研究図書の課題についてお話いただく。
そうした経験と反省と課題を、日本語学術書の電子化に携わる関係者と共有しながら、その展望を探る。
●主催
人文会
http://www.jinbunkai.com/
歴史書懇話会
http://www.hozokan.co.jp/cgi-bin/rekikon_blog/sfs6_diary/
大学出版部協会
http://www.ajup-net.com/
●図書館総合展公式サイト
【第17回図書館総合展について】
図書館総合展は、図書館運営者・関連業界とコンタクトをもつのに最大・最良のイベントであるだけでなく、読書・学習環境についての最新技術と知見が一堂に会する場でもあります。
昨今、図書館の機能や役割が、まちづくりにも、教育や文化全般にも寄与することを評価されているため、行政関係者、教育関係者、出版をはじめとするメディア・情報関連業を巻き込むイべントに成長しています。
ちくま新書1144『地図から読む江戸時代』(上杉和央著)に間違いがありましたので、お詫びして訂正いたします。
【訂正箇所】口絵 図4-3享保日本図(松浦静山旧蔵 見当山見通線入り日本図)
【誤】 出所)広島県立歴史博物館
【正】 出所)個人蔵 広島県立歴史博物館寄託、提供 広島県立歴史博物館