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2022年5月11日(水)、第38回太宰治賞(筑摩書房・三鷹市共同主催)の最終選考が実施され、選考委員四氏(荒川洋治、奥泉光、中島京子、津村記久子)による厳正な選考の結果、受賞作は、野々井 透「棕櫚を燃やす」に決定いたしました。

『アラブが見た十字軍』を始めとする歴史小説群を生み出したゴンクール賞作家であり、レバノン出身という自身のルーツも掘り下げながら、近年『アイデンティティが人を殺す』『世界の混乱』など中東の現実に深く根差した文明論を発表しているアミン・マアルーフ氏を迎え、マアルーフ作品の翻訳者である小野正嗣氏と共に、中東を書くことや今日の世界の在り方など、多彩なテーマを縦横に語っていただきます。

【主催】日本中東学会
【共催】早稲田大学文学部・文学研究科中東・イスラーム研究コース
    早稲田大学カタール・チェア(Chair of the State of Qatar for Islamic Area Studies)
    早稲田大学総合人文学研究センター
【日時】2022年5月14日(土)  17:00〜19:00
【開催方法】オンライン形式・英語/日本語同時通訳付
【参加方法】学会員以外でも参加自由・無料(要事前登録)
【対話者】アミン・マアルーフ氏(作家)、小野正嗣氏(作家・早稲田大学)、大稔哲也氏(モデレーター:早稲田大学)、岡真理氏(コメント:京都大学)、黒木英充氏(コメント:東京外国語大学AA研)、アレックス・マレット氏(挨拶:早稲田大学カタール・チェア)

*詳細・お申込みはこちら
https://www.waseda.jp/flas/hss/news/2022/04/27/8141/

アミン・マアルーフ著 牟田口義郎/新川雅子訳『アラブが見た十字軍』詳細

アミン・マアルーフ著  小野正嗣訳『アイデンティティが人を殺す』詳細

アミン・マアルーフ著  小野正嗣訳『世界の混乱』詳細