ちくま 1000「本」ノック+やってます。で、あなたは読んだの?

で、あなたは読んだの?

ちくま 1000「本」ノック+やってます。で、あなたは読んだの?

“ちくま1000「本」ノック+”とは?

筑摩書房Twitter(@chikumashobo)
前身となるちくま1000「本」ノックを引き継いで
2022年1月より始まった
筑摩書房の本を新旧問わず打ち放ってゆくツイート企画です。
おっ!と思ったら「いいね」でキャッチ!
感想や思い出のリプライも大歓迎。
未知の本との出会い、積読本の掘り起こしや
愛読書再読のきっかけとなりますように。

ちくま 1000「本」ノック+やってます。で、あなたは読んだの?

ちくま 1000「本」ノック+やってます。で、あなたは読んだの?

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ちくま 1000「本」ノック+やってます。で、あなたは読んだの?

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0201-0300

0201
ちくま文庫
72年から86年まで放映された『太陽にほえろ!』。制作秘話から人気刑事の素顔まで、伝説のプロデューサーが語り尽くす。キャスト・スタッフが若い感性で開拓し続けた日々を豊富な写真と共に詳述する永久保存版。
0202
ちくま文庫
初期単行本未収録作品から若き晩年、自らの生死を見つめた名篇まで。江戸や江戸人についての作品、旅、食べ物に関する作品、書評…多彩な活躍をした人生の軌跡を辿るように集めた最良のコレクション。
0203
プリマー新書
命は決して平等ではない。元々獣医学は人類の健康と食を守るための学問だから動物を救うことが真理ではない。冷静な頭と温かい心で生き物たちと向き合う獣医師が伝える命とは、病気とは、生きるとは?
0204
ちくま文庫
手塚治虫、赤塚不二夫、石ノ森章太郎ら戦後マンガの巨匠たちが住んだトキワ荘アパート。その中心にいた寺田ヒロオの足跡をたどりながら、戦後マンガの青春像を描いた傑作ノンフィクション。【解説】吉備能人
0205
学芸文庫
初版刊行以来、長年にわたり受験生から支持されてきた往年の参考書、復刊。文法の基礎だけでなく、中国の歴史・思想や日本の漢文学をも解説。漢字文化の多様な知識が身につく、学び直しに最適の名著。【解説】堀川貴司
206
ちくま文庫
珠玉の未発表作品「美しい手」、単行本未収録の「“青”を売るお店」をはじめとする名短篇15篇を厳選。ユーモラスで、ホラーで、抒情的な作品集。【解説】松尾貴史
207
ちくま新書
ミャンマー国軍はなぜクーデターを起こしたのか。現地取材をもとにその背景にある、ビルマ人ナショナリズムに基づく国軍、スーチー率いる民主派NLD、少数民族三者のもつれた関係を紐解く。
208
筑摩選書
1930年代の華やかなモダン東京を描き、読者の憧れをかきたてた江戸川乱歩。これまで研究されてこなかった通俗長編の中に、都市の魅力で大衆の心をつかむその戦略と仕掛けを解明していく。
209
ちくま文庫
木星探査から帰らぬ友を追い火星から天空船で飛び立った青年は彼の星で驚くべき事態に遭遇する―。日本SFに多大な影響を与えた伝説的作家の想像力を堪能できるオリジナルアンソロジー。【解説】峯島正
210
ちくま文庫
読者とは、著者の意図など考えずに自由な読み方をしていいのである。理解されることで表現は変化し、そこに異本が生じる。翻訳、コピー、原形と典型など、異本化作用から、広く表現文化について考えた、画期的な読“者”論。
211
ちくま文庫
今という瞬間のことだけを考えてショットに集中し、結果に関して自分を責めない。ゴルフの本質を明らかにし、自分の心をコントロールする方法を学んでいく。
212
単行本
人生がゲームなのではなくゲームこそ人生の解釈である。ありとあらゆるゲームの魅力に取り憑かれた若者が経巡る青春と喪失の遍歴。あの時、あの人、あの場所、思い出は常にゲームとともに明滅するドットの奥で蘇る。新世代ゲーム文学。
213
ちくま新書
もっとも身近な生理現象なのに、誤解されている汗。大量の汗で痩身も解熱もしない。でも上手にかけばメリットも多い。いい汗とは何か。温熱生理学の権威が解き明かす汗のすべて。
214
学芸文庫
企業大富豪、政界幹部、軍上層部。エリート層に権力が集中し相互連結しつつ大衆社会を支配していく構図を詳細分析。世界中で読まれる階級論格差論の古典的名著。【解説】伊奈正人
215
ちくま文庫
フカヒレの歴史はせいぜい三百年、北京ダックはたかだか百年余。ではそれ以前の中華料理とはどのようなものだったのか?孔子の食卓から加速度的に進化する現代の料理までを駆け巡る芳醇な中国文化史。【解説】佐々木幹郎
216
ちくま新書
人が集団の中で生活することのあり方や異なる集団同士のもつれ合いと闘争…。そこには一定の解はなく都度の考察を必要とする。政治学の第一人者が厳選した30冊を繙くことは混迷を深める時代にこそ千鈞の重みを持つ。
217
学芸文庫
1931年の柳条湖事件の謀略に始まり45年ポツダム宣言受諾と降伏文書調印によって終わった一連の戦争を「十五年戦争」と捉え曲折に満ちた過程と全体像を克明に描く。長年読み継がれる画期的通史。【解説】加藤陽子
218
ちくま文庫
大学生の龍馬と友人のサキ子は互いの夢を叶えるためにひょんなことからバナナの輸入でお金儲けをする。しかしそこへ周囲の思惑が絡み事態は思わぬ方向へ…。テンポの良い展開に目が離せないドタバタ青春物語。【解説】鵜飼哲夫
219
学芸文庫
漢の高祖から新の王莽まで、『史記』に次ぐ第二番目の中国正史。人々の生きざまを、その弱さ愚かさをも含めて克明に描き、人間の運命を洞察する歴史文学として底知れぬ魅力を湛えて後世史家の範となる。
220
ちくま文庫
「1192つくろう鎌倉幕府」は使えない!新たな解釈により昔習った日本史は変化を遂げているのだ。学びなおしには新たな発見もある。ヤマト政権の時代から大正・昭和前半までエピソードを交え一気に学びなおす。
221
ちくま文庫
時代とは、革命とは、愛国心とは。テロルを生み、実行へと駆り立てる動機とは。暗殺者の心情と彼らが生きた時代に迫る傑作劇画。歴史的事件を題材にした、かわぐちかいじの原点。【解説】鈴木邦男
222
ちくま文庫
きっかけは「フツー」の暮らしへの違和感だった。社会的成功に乗り遅れまくっても、待ってるのは楽しすぎる毎日かも。世界一周をしたり隠居生活をしたり。少し楽に生きるためのカンペ。【解説】小島慶子
223
学芸文庫
400トンの金属のかたまりが時速1000キロで自由に空を飛ぶ! どのようにしたら重いものも飛べるのか。その工学と技術を、リリエンタール、ライト兄弟などのエピソードを交え歴史的にひもとく。
224
ちくま新書
深海には想像を超える生物が蠢いている。海の男らが恐怖したオオウミヘビや日本の漁船が引きあげたニューネッシーの正体とは。奇々怪々な生物の姿と生態をイラストで解説。
225
ちくま新書
なぜ昭和の日本は戦争へと向かったのか。失敗の原因はどこにあったのか。複雑きわまる戦前期を正確に理解すべく俗説を排して信頼できる史料に依拠。第一線の歴史家たちによる決定版通史。
226
ちくま文庫
1945年8月15日、時の陸軍大臣・阿南は割腹自決を遂げた。本土決戦を叫ぶ血気の陸軍軍人たち。困難な舵とり。その人間像と終戦までの息詰まる日々を追った傑作ノンフィクション。【解説】澤地久枝
227
ちくま文庫
読書は経営センスを磨くための筋トレ、戦略ストーリーを構想するための走りこみである。22冊の本から浮かび上がる戦略と経営の本質とは。センスを養うための知的修練の書。【解説】出口治明
228
学芸文庫
日常の「自明と思われていること」にはどれだけ多くの謎が潜んでいるのか。哲学の世界に易しく誘い、その歴史と基本問題を大づかみにした名参考書。自分の頭で問いを掘り下げる哲学的思考へ。
229
ちくま新書
2021年猛暑のなか、多くの疑惑と世界的パンデミックでも強行された東京五輪。明らかになった利益優先、政治利用、世論誘導やメディア支配の全貌とは。ウソと借金まみれの祭典の真実。
230
単行本
なぜ日本に俳句という短い詩が発生したのか。言葉以前の心の思いをどう言葉にのせてきたのか。江戸時代半ばの近代大衆俳句の出発から、戦後の高度成長以後の内部崩壊まで。芭蕉、子規、谷川俊太郎、大岡信、楸邨。俳句論の決定版。
231
プリマー新書
運動会、合唱祭、学芸会、遠足、大切な日に限って発作が…。おかげで学校にちょっと馴染めない。勉強も運動も不得意な私にも未来の扉は開かれているのかな?大人になるのが怖い全ての人に向けた青春小説。
232
単行本
歌詞、流行語、TV、広告から独自視点で気になる118ワードをピックアップし刺さる理由を解剖。ロジカルな歌詞分析でも話題の作詞家による〈言葉〉にまつわるコラム集。“アイディア”と“思考”の処方箋。
233
ちくま文庫
ごく平凡に見える日常が鮮やかな色彩を帯びて動き出す。考え抜かれた言葉選びと胸がすくどんでん返しはエッセイのお手本。家族、食、旅、仕事、こだわりの品…テーマ別に末妹が50篇精選。【解説】角田光代
234
ちくま文庫
太平洋戦争の激戦地ラバウル。その戦闘に一兵卒として送り込まれ、片腕を失いながらも九死に一生をえた作者が、この強烈な体験が鮮明な時期に描いた絵に、後に文章を添えて完成した絵物語風の戦記。
235
学芸文庫
様々な日本語話者好みの表現を取りあげ背後にある「こころ」の働きに目を向ける。既存の日本語論のあり方を整理し言語類型論の立場から再検討。認知言語学の第一人者による日本語の本質の洞察。【解説】野村益寛
236
学芸文庫
現代思想に多大な影響を与え今なお多くの著作が読み継がれつつも謎に包まれた特異な哲学者のほぼ全業績を集成した文庫版全集。研究の成果に基づく詳細な訳注・懇切な解説を付す。
237
プリマー新書
宗教は世界の歴史を彩る重要な要素。異文化への誤解をなくし、国際社会での私たちの立ち位置を理解するために主要な宗教のあらましを知っておこう。成立過程・教義・相互関係…この一冊でやさしくわかる。
0238
学芸文庫
人間精神が対象の知覚という低次段階から「絶対知」へと至るまでの壮大な遍歴を描いた哲学史上の一大傑作。四つの原典との頁対応、格言を採録した索引収録。従来解釈の先へ導く決定版。
239
ちくま新書
誰がどんな罪でどこに流されたか。事件の背後にあった、権力闘争と策謀の壮絶なドラマとは。地位も名誉も財産も剥奪された罪人は縁もゆかりもない遠隔地でどう生き延びたのか。古代から近代まで、流刑の変遷を辿る。
240
ちくま文庫
焼き肉店のメニューは偶然出来上がったものではない。長い歴史の中、生活の知恵が積み重なってつくられてきた「文化」なのだ―。読んでから食べたらまた違った味わいを感じること請け合いの焼肉蘊蓄本決定版。【解説】金信彦
241
ちくま文庫
豊かな自然の中でのびのび育った少年三平と、河童・狸・小人・死神そして魔物たちが繰り広げるユーモラスでスリリングな物語。「河童の三平」諸作品を整理、再編集。長編漫画にまとめ一冊とした決定版。【解説】石子順造
242
ちくま文庫
じゃがいもはセクシー、ブロッコリーは色っぽい、玉ねぎはコケティッシュ…。なめて、かじって、のみこんで。野菜×人間、野菜×野菜が絡みあう、エロチック・ショートショート集。人生の官能と悲哀と愉楽を描き出す。
243
ちくま新書
1917年の革命から生まれ1991年に崩壊した社会主義国家・ソ連。「冷戦の敗者」の印象で語られがちなこの国の内実を辿り歴史の中での冷静な位置づけを試みる。この国を知らずして20世紀は語れない。簡潔かつ奥深いソ連史入門。
244
学芸文庫
「暗黒時代」と見なされてきた中世ヨーロッパに産業革命にも匹敵する大転換が生じていたことを描き出す。民衆の生活世界を辿ることでそのダイナミクスを照らし出す阿部史学の白眉。大佛次郎賞受賞。【解説】樺山紘一
245
単行本
富山の朴訥な少年が一生の親友と出会いプロ漫画家を目指す。SF(すこし・ふしぎ)漫画「ドラえもん」の誕生と日本漫画の青春。【巻末エッセイ】瀬名秀明
246
ちくま文庫
崇高で、不穏で、実験的。山田耕筰、橋本國彦、伊福部昭、武満徹、坂本龍一…。近代日本が生んだ精神の最高のものが彼らの音楽にあらわれている―。サントリー学芸賞・吉田秀和賞W受賞の傑作音楽評論を再編集。
247
ちくま新書
「地図」と軍事との密接な関係、血塗られた歴史を想像するのは難しい。だが地図情報は誕生以来常に国家権力が独占し戦争と不可分のものだった。日本史の転換点を地図に探り埋もれたエピソードを発掘する。
248
筑摩選書
星新一とは何か。シニカルにきらめく千篇を超える膨大なショートショートからエッセイまで全作品を読み抜き、本人ですら自覚し得なかった「思想」を浮かび上がらせた本邦初の本格的作品論。
249
プリマー新書
景気が良くなったり悪くなったりするのはなぜなのだろう?景気は悪いのにどうして物価が上がるのだろうか?デフレとは?日銀の役割とは?生活をゆさぶる大問題。景気変動の疑問点をわかりやすく解説。
250
筑摩選書
中国No.2による毛沢東暗殺計画発覚後、亡命を図った専用機がモンゴルで墜落。謎を残す林彪事件を追跡し真相に迫る。習近平の強権政治の深層も浮かび上がらせた迫真のノンフィクション。
251
学芸文庫
ラカンを理解する最短ルートはその理論を歴史的に辿ることだ。なぜラカンは多彩な概念を創造し理論的変遷を繰り返したのか。彼が一貫して問い続けてきたこととは。その謎に挑んだ好著『ラカン対ラカン』増補改訂版。
252
ちくま新書
出会い系、裏サイト、闇サイト、自殺系。そこを舞台にした売買春、違法・脱法ドラッグ売買、殺人依頼、自殺、心中、誹謗中傷、いじめ…。リアル世界に飛び出したネット事件を歩きバーチャル空間の功罪を探る。
253
ちくま新書
現代イスラームの「過激派」と「穏健派」の争点はどこにあるのか?安易なイメージを乗り越え、本質に迫る。テロに警鐘を鳴らすのでも平和な宗教として擁護するのでもなく、その対立構造を浮き彫りにする。
254
ちくま文庫
宇宙の発生から滅亡までを壮大なスケールで描いた幻想の宇宙誌。1937年の発表以来、アーサー・C・クラークやJ・L・ボルヘスなど多くの作家に絶賛され各方面に影響を与えてきた伝説のSF古典。
255
筑摩選書
法哲学とは、“法と法学の諸問題を根本的・原理的なレベルに遡って考察する学問”である。多領域と交錯するこの学を、第一人者が法概念論を中心に明快に解説。今日望みうる最良の法哲学概論。全法学徒必読の書!
256
ちくま文庫
純度100%の関係なんてありえない。でも…。他人との〈つながり〉はどう距離をとり、育んでいけばよいのか。人間関係で負った傷を癒すための社会哲学的アプローチ。
257
筑摩選書
民主主義に不信が募る現代日本。この理念を再生させるには何が必要か?系譜を辿り直し、プラグマティズム型民主主義に可能性を見出す。未来が見通しがたい今、「民主主義のつくり方」を原理的に探究した希望の書。
258
単行本
デモクラシーから関東大震災の時代、反軍・廃娼を主張したテキヤ、大杉栄虐殺報復に命を懸ける男らを駆り立てたものとは? 底辺に生きた者たちの闘いの記録。格差と貧困が進行する現在を逆照射する。
259
プリマー新書
「いのちはなぜ大切なの?」この問いに答えはあるだろうか?つらくても苦しくても、誰かを傷つけない、自らを傷つけないための生き方をみんなで考えていく。ホスピス医による真の「いのちの授業」。
0260
学芸文庫
戦時体制を支えた精神構造は「滅私奉公」ではなく「活私奉公」だった。前提とされてきた言説を鮮やかに覆す。教育社会史という研究領域を切り拓きサントリー学芸賞受賞の傑作。
261
ちくま文庫
日本中を訪ね歩いて巡り逢った、エキセントリックでパワフル、まわりからどう思われるかなんて生れてこのかた一度も気にせぬまま、自分だけの世界を築くべく暴走し続けるウルトラ老人たち29人。老人よ、大志を抱け!
262
ちくま文庫
アムステルダム、蘇州、ソウル…世界の都市を含みこむ「るつぼ」江戸の百の図像(彫刻、絵画から手拭いまで)を縦横無尽に読み解く快著。芸術選奨文科大臣賞、サントリー学芸賞受賞。
263
学芸文庫
ファッションの世界はかつての規範から解きはなたれた人びとの「てつがく」の交響の場となっている。変遷するモードの世界に肯定的眼差しを送り続けてきた著者のしなやかなファッション考現学。
264
ちくま文庫
なぜそんなことが! 金魚の飼い方、墓づくり…全てはテクが握っている。日常から死生観まで、謎の世界に魅了され、封筒に入ったカメを送られた気分になるエッセイ集。【解説】しりあがり寿
265
ちくま文庫
英雄から暗黒の侵略者に転じた秋の七草のクズ、高貴な衣装の陰に毒を秘めたトリカブト。可憐でしたたかに生きる路傍の花の秘密とは?植物への畏怖と敬愛をこめて綴る極上のネイチャー・エッセイ。
266
ちくま新書
西郷が親友や家族に送った私信を系統的に読み解いて、歴史上の人物ではなく現実に生きた生身の人間の実像を明らかにしていく。徹底した考証に基づき生涯を再構成する、既成の西郷論への挑戦の書。
267
単行本
仕事と子育てで手一杯、「どうすれば主婦業をラクできるか」を考え続けた結果、辿り着いたのが「ゆる家事」。家事の営業時間を決めたりルーティン家事をシステム化したり。ワザ、教えます。
268
学芸文庫
貝殻や台風の雲の形、振動・熱伝導・化学反応速度、放射性物質の半減期、人口動態…数学に頻繁に登場する超越数e。このネーピア数の発明、性質、展開について書かれた世界初の解説書。
269
学芸文庫
日本人の心を納得させる宗教の形とは―。魂の救済はいかに実現されうるのか。民俗の古層を訪ね、今日的な宗教のあり方を指し示す。民俗学者と宗教家、二人の碩学の出逢いで生まれた幻の名著。【解説】阿満利麿
270
学芸文庫
社会集団内で宗教儀礼が果たす意味と機能を明らかにし、コムニタスという概念で歴史・社会・文化の諸現象の理解を試みる。多分野に影響を与えた、象徴人類学の古典的名著。【解説】福島真人
271
ちくま文庫
読むだけで味わいが広がる食についての名著38冊を読むエッセイ集。古川緑波、内田百閒、開高健、武田百合子らの食描写は? カレー、お菓子やコーヒー、最後は酒本で締める、「食の本」のフルコースをご堪能あれ。
272
ちくま文庫
第一線で活躍し続ける翻訳家が母校で開催した「翻訳教室」。「外国語を訳す」とはどういうことだろう?母語ではない他者の言葉と向き合うための「はじめの一歩」を本当の意味から考える、珠玉の入門書。
273
ちくま文庫
森羅万象の図像から呼び起こされるイメージを整理し、歴史や文化的な文脈を超えて顕れる象徴的な意味を読み解くことで、デザイン的思考の臨界点に迫る。図版資料満載の美装文庫。【解説】鷲田清一
274
ちくま新書
時代の思潮や文化との関わりが深い現代美術の世界を、タテ軸(歴史)とヨコ軸(コンセプト)から縦横無尽に読み解く。どのような文脈で何を訴えているのか? アートを観る視点が100個増えるキーワード集。
275
学芸文庫
ミケランジェロのシスティーナ礼拝堂天井画、ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」…名画に隠された謎をさぐる。美術研究の成果を存分に駆使し、描かれた思想や意味を鮮やかに読み解くスリリングで楽しい美術史入門。
276
学芸文庫
「社会的費用の問題」「企業の本質」など、20世紀経済学を決定づけ、法学など広範な分野に影響を与えた数々の名論文を収録。ノーベル賞経済学者による記念碑的著作。
277
学芸文庫
現実の経済において個人より重要な役割を果たす組織。組織はいかに機能しなぜ失敗するか。その弊害を乗り越えるにはどうすればよいか。ノーベル賞経済学者による不朽の組織論講義。【解説】坂井豊貴
0278
学芸文庫
英訳された作品を糸口に村上春樹の短編世界を読み解きその全体像を一望する画期的批評。村上の小説家としての「闘い」の様相をあざやかに描き出す平明にしてライブ感溢れる一冊。
279
ちくま文庫
「三月に五月みたいな日が、一日だけあるのってのはいいな」詩につながる日常にひそむ微妙な感覚。谷川俊太郎のエッセイと和田誠のナンセンスなイラストで描いた150篇のショートショートストーリー。
280
学芸文庫
村に戦争がくる!戦国時代、村びとたちは命と財産を守るためどのような対策をとっていたのか。中世村びとの暮らしに迫った著者が遺跡を歩きつつ、戦国の城を舞台に人々の危機管理の知恵を追う。【解説】千田嘉博
281
プリマー新書
世界の紛争はどのように解決されているのか?争いに対しなぜこういうものの見方をするのか?英米の大学で体系的に教えられている「紛争解決論」の世界水準議論を国際政治学者がわかりやすく伝える。
282
ちくま文庫
私たちが「現実」だと思って縛られているものから自由になる!「脳の誤作動」である鬱状態に陥ったらどうするか具体的な方法を伝授。目の前の「現実」が違って見え、驚きの世界を体験できる本。【解説】安藤礼二
283
ちくま新書
なぜ彼女たちはデリヘルやJKリフレで働くのか?一度入ると抜け出しにくいグレーな業界の生の声を集め、構造を解き明かす。自己責任論と感情論に満ちた社会に風穴をあける一冊。
284
学芸文庫
世界はいかに〈発見〉されていったか。人類の知が全地球を覆っていく地理的発見の歴史を時代ごとの地図に沿って描き出す。貴重図版200点以上。
285
学芸文庫
承久の変後、孤絶と憂悶の慰めを日々歌に託し、失意の後半生を隠岐に生きた後鳥羽院。その和歌は藤原定家の上をゆく。「新古今」で偉大な批評家の才も見せる歌人を論じた丸谷日本文学論の最高峰。【解説】湯川豊
286
ちくま文庫
本を携えて鉄道旅に出よう! 文豪、音楽家、車掌―、生粋の鉄道好き20人が愛を込めて書いた「鉄分100%」のエッセイ/短篇アンソロジー。鉄道旅をあらゆる角度から味わい尽くす。
287
ちくま文庫
誕生祝いに買ってもらった人形の家には外からは見ることのできない部屋があった…。幽霊不在の時代における新しい恐怖を描く。モダンホラーの極北エイクマン傑作集。
288
筑摩選書
ウォルト・ディズニーが創造した魔法世界で姫と動物が織りなす物語は、現代の政治、社会、文化、自然に何をもたらしたか。その映像はどのような影響を及ぼしてきたか。その世界の舞台裏を探る。
289
ちくま新書
就業人口の15%が平均年収わずか186万円。この階級の人々はどのように生きているのか? 若年・中年、女性、高齢者とそれぞれのケースにあわせ、調査データをもとにその実態を明らかにする。
290
ちくま新書
ビジネス、人間関係、天気予報からギャンブルまでこの世は不確かな事柄でいっぱい。ツキの正体、統計数字のからくり、人づきあいやビジネスでの意思決定法など魅力に富んだ事例満載で賢く判断する思考法を伝授。
291
単行本
寺院の神像、女霊媒師、路傍の乞食。現代と過去のあいだで、身体性と〈土地の記憶〉が響きあう。世界を旅し近代の底に眠る聖なる存在を掘りおこす。人はなぜ旅をするのか。比較文学研究家の手になる、三大陸をめぐる紀行エッセイ。
292
ちくま文庫
実人生を、自由闊達に、童話のように描いた人。時代を超え、常に人間の根源に向って問いを発してやまない安吾文学を、全世代に贈るベストセレクション。【解説】鶴見俊輔「日本にこだわらない日本人」
293
ちくま文庫
薄暗い土間で一心不乱に織っていた青年の機音が耳底に甦る。「物を創るとは汚すことだ」という自戒、そう思いつつも機へ向かうときの沸き立つような気持ち。日本の色への強い思いなどを綴る随筆集。【解説】山口智子
294
ちくま文庫
あの名作に、どうして感動するんだろう? ユニークな視点とアニメの表現技法・製作現場・歴史への深い知識をもって語りつくす。アニメの見方を変える傑作評論、大幅に増補改訂して待望の復刊。
295
学芸文庫
源平争闘の中に青春期を持った彼は後半生でもまた未曾有の乱世に身をおかねばならない。源実朝暗殺、承久の乱による後鳥羽院の隠岐配流。定家の実像を描き中世動乱の全容を甦らせる名著。【解説】井上ひさし
296
ちくま新書
世界秩序は貿易が作り上げてきた。現代でも各国の利害が対立する“戦場”となっている。国際貿易の始まった大航海時代にまでさかのぼり「一帯一路」に至る覇権争いの歴史をひもとく。
297
ちくま文庫
顔は知らない見たこともない。けれどおはなしの神様は確かにいる―。物語を愛し続ける作家の眼にはどんな世界が映っているのか?その耳ではどんな響きを感じているのか?恩田陸が眺める世界を堪能できるエッセイ集。
298
ちくま文庫
マンホール、煙突、看板、貼り紙…路上から観察できる森羅万象を対象に街の隠された表情を発見する喜びとその方法を披露する。街歩き好きに欠かせない路上観察マニュアル。【解説】とり・みき
299
ちくま文庫
代表歌「廃村を告げる活字に桃の皮ふれればにじみゆくばかり 来て」他、シンプルな言葉ながら一筋縄ではいかない独特の世界観が広がるデビュー歌集。刊行時の栞文、花山周子の東直子論、川上弘美との対談収録。
300
学芸文庫
価値が歴史や社会に依存するとき、それはいかにして普遍たりうるのか―。愛着・価値・尊重をめぐってなされる入念な考察。現代屈指の法哲学者による比類ない講義。